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​死屍累々な日々

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執筆者の写真バビロン!

ImGuiの始め方(Cinder)

更新日:2017年12月1日

ImGuiというものを知った筆者が、OpenGLやDirectXを触ったことがないにもかかわらず見切り発車し、適当に調べて当たったCinderという環境上でImGuiを触ろうとした記録です。


記事を読んでいくとImGuiではなくCinderの入れ方のような気がしますがどうか気にせず。


<環境>

 Windows10 Home 64bit

 Visual Studio 2017



・ImGuiとは?

ImGuiはOpenGLやDirectXで動く軽量のGUIのツールを簡単に作ることができるフレームワークのことです。確認はしていませんが、複数の言語で動くらしいです。


主にデバッグやシミュレーションでの値の調整に使われるみたいですね。


コードの少なさとデザインよさで最近注目を浴びているようです。




・環境整備(ダウンロード)


ImGuiの環境を整備するする方法は色々あるのですが、今回はCinderを使ってImGuiをいじれるようにしていきたいと思います。


ということで、Cinderを入れていきます。


Cinderの公式サイト( https://libcinder.org )


DownloadのCINDER ON GITHUBからダウンロードしましょう。



Visual Studio 2013を使っている人はその上のをダウンロードでいいのですが、2015以降を使っている人でエラーの山で精神的なダメージを受けたくない人は、Githubからダウンロードしましょう。




次は、CinderでImGuiを使うためにCinder-ImGuiをダウンロードします。


Githubからダウンロードしましょう。

(URL: https://github.com/simongeilfus/Cinder-ImGui )




最後に本体であるImGuiをダウンロードします。

これもGithubからダウンロードできるのでちゃちゃっとしちゃいましょう。

(URL: https://github.com/ocornut/imgui )



・環境整備(ファイル設置)


今回ダウンロードしたツールたちはインストールする形式ではないので、ファイルの設置が少々面倒です。



まず、Cinderを適当なディレクトリに解凍します。


次にCinder-ImGuiを「Cinder\blocks」に解凍します。


最後にImGuiを「Cinder\blocks\Cinder-ImGui-master\lib」に解凍します。



Cinder

  ├ blocks

      ├ Cinder-ImGui-master

                 ├ lib

                   ├imgui



ファイルを正しい位置に解凍できたら「Cinder\proj\vc2015\cinder.sln」をVisual Studioで開きます。


すると、以下のように「プロジェクトの再ターゲット」と出ると思うのでOKを選んであげましょう。


プロジェクトが開くのでビルドを行い、Visual Studioを終了します。


これで、環境の整備は完了です。




・早速使ってみる


まず、ひな形のプログラムを作ります。


「Cinder\tools\TinderBox-Win」にあるTinderbox.exeを実行しましょう。



こんな感じの画面が出てくると思います。


プロジェクトと場所を選んだらVC2015を選択してNextを押します。



環境を選択し、Nextを押す。(ここではOpenGLを選択しています。)



ImGuiがあると思うので選択し、Installを「Relative」にしてFinishを押します。



すると、ファイルが作成されると思うので、その中の「vs2015」の中にある.slnファイルをVisual Studioで開きます。



また「プロジェクトの再ターゲット」が出ると思いますが、OKを押しましょう。


間違えてキャンセルを押しても、「プロジェクト→プロジェクトの再ターゲット」を選択することで再ターゲットができます。



再ターゲットが完了したら、F5をおして実行をしてみましょう。



このような黒い画面が出たら成功です。


CinderImGui.cppに大量のエラーが出る場合は多分Cinder2013を使っている場合です。

忠告の通り、エラーが大量に出ます


cinder.libがないとエラーが出た場合はCinder本体のビルドをしていないか、プロジェクトの再ターゲットが行えていない場合かのどちらかだと思います。



黒い画面が出た方は次に、ソリューションエクスプローラーからSource Filesの中のcppを開きましょう。



#include "CinderImGui.h"


~~~~~~~


void ~~~~::setup()

{

ui::initialize();

}


void ~~~~::draw()

{

gl::clear(Color(0, 0, 0));

ImGui::Begin("config 1");

ImGui::Text("Hello ImGui !");

ImGui::End();

}



と、編集して実行してみると、



表示されましたね!



これであなたもImGuiデビュー完了です。


お疲れさまでした。




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